最先端の技術を用いた脱毛症の治療法として、注目されている毛髪培養技術ですが、メリットはもちろん、デメリットも存在します。
毛髪培養技術のメリットやデメリットについて、考えてみたいと思います。
まず、メリットは、ドナー(移植に利用する自毛の組織)に制限がないため、好きなだけ毛髪を増毛することができるという点です。
つまり、毛根を人工培養により増やすため、自分の毛髪量に関係なく、自分自身の髪をよみがえらせることができるのです。
また、植毛法では、ドナーを取り出す際、後頭部に手術の傷跡が残りますが、毛髪培養では残らないというのもメリットです。
しかし、デメリットもしっかり認識しておくことが必要です。
現在の研究レベルでは毛根を人工培養により増やしても産毛(うぶげ)は生えるのですが、太い毛にまではなかなか育ちません。完成までにはさらなる工夫が必要になり、10年か、20年かかるかもしれないという気の長い話です。
また、最先端の技術を用いた脱毛治療法のため、実用化された当初はかなりの高額な施術費用が掛かると予想されます。
また、培養した細胞は正常の毛髪細胞より、長く生きられないとも言われています。
それは、体を作る正常な細胞は分裂できる回数に制限があるので、培養中に分裂した回数だけ寿命が短くなると考えられるからです。
このように、脱毛治療法の最新技術である、毛髪培養にはメリット・デメリットがあります。
毛髪培養技術のこれからの動きに、注目していきましょう。

