脱毛症の治療法である植毛法ですが、もう一つの方法である、人工毛植毛法について説明したいと思います。
人工毛植毛法というのは、人工で作られた毛を、脱毛している頭皮の内部に植えつける方法です。
植毛に使用する人工毛は、先端がループ状になっている特殊なもので、これを自毛の生え方と同じように調整しながら、1本1本植え込んでいきます。
極端に薄い部分や、脱毛が目立つ部分には、2~5本ずつ植えつけることもできます。
人工植毛法による抜け毛治療は、毛量を短時間で増やすことができる、好みの髪質を選ぶことができるなどのメリットがあります。
また、人工植毛法では各人の髪の状態にあわせることができるように、豊富な色が用意されているので不自然になるという心配はありません。
見た目の仕上がりからすると、自毛植毛法と同じように自然ですが、人工毛植毛法の欠点といえるのが、植毛の効果が永久的ではないということです。
なぜなら、いくら精巧な人工毛といえど、自分の毛ではないので、頭皮が拒否反応を起こす可能性が高いからです。
そのため、頭皮は異物を排除しようと働くので、一定の期間が経過することで毛は抜け落ちます。
人工毛植毛法は体内に異物を埋め込むため、体にかかる負担も大きいわけです。
このことから、植毛法を実施しているクリニックの多くは、自毛植毛法の方を勧めてきます。
しかし、自毛植毛法に比べると費用は安いですから、一時的な効果を期待するのなら、人工毛植毛方の施術を受けるのも良いかもしれません。

