医療脱毛というものがあるのを、みなさんはご存知でしょうか?
医療脱毛というのは、皮膚科・美容外科などの医療機関で、ムダ毛に悩む患者に、専門医師が治療を施すことです。
脱毛というと、エステサロンなどを想像してしまいがちですが、脱毛は、病院などの医療機関でも行っているのです。
一般的に医療脱毛を行える対象となる患者は、単なる美容のためのムダ毛処理でなく、なんらかの原因によって起こる、発毛に関する異常な症状に悩んでいる人となります。
動物のように全身に毛が生えてしまっている方や、女性なのにも関わらず、男性ホルモンの過剰な分泌により、男性型の発毛部位が見られた方などです。
医療脱毛は主に、電気脱毛や、医療レーザー脱毛、光脱毛などの方法を用いて行われます。
また、一部の治療には、保険が適用されるものもあります。
基本的に医療脱毛は、美容目的でするものではないので、知識として覚えておくと良いでしょう。
医療脱毛とは
毛とホルモンの関係・性ホルモン
脱毛の基礎知識を知ることは、美容脱毛を考えられている方にはとても大切です。
性ホルモンと毛の関係は、脱毛の基礎知識のひとつです。
人間の体毛には、男女の差をつくる性ホルモンが関係しています。
一般的に、女性ホルモンと言われているのがエストロゲンとプロゲステロン、男性ホルモンといわれているのが、テストステロンという性ホルモンです。
また、体毛の部位によっても、性ホルモンの影響を受ける部分の毛と、そうでない毛があります。
この、性ホルモンが関係している部分の毛を“性毛”、性ホルモンの影響を受けにくい部分の毛を“無性毛”といいます。
性毛には、男女関係なく性ホルモンの影響を受ける両性毛、男性のみに性ホルモンの影響を受ける男性毛があります。
両性毛は、ワキ毛や陰毛などの部分、男性毛は、ヒゲや胸毛、前頭部などの部分に影響しています。
また、性ホルモンの影響を受けにくい体毛である、無性毛には、側頭部・後頭部などの頭髪、眉毛などがあります。
美容脱毛をするためにも、毛の基礎知識として、性ホルモンと毛の関係を理解しておきましょう。
毛とホルモンの関係
美容脱毛を考えられている方も、まずは脱毛の基礎知識を知ることが大切です。
毛とホルモンの関係は、脱毛の基礎知識のひとつです。
人間の体毛には、男性と女性の性差を表す、ホルモンが深く関係しています。
ホルモンには、男性ホルモンや女性ホルモンがあり、この男女の性差に影響するホルモンのことを、性ホルモンと呼びます。
性ホルモンは、人の皮膚や体毛に大きく関わっていて、男女の体つきや毛の柔らかさなどの差をつけるのも、この性ホルモンです。
また、ホルモンの量やバランスには、男女共に個人差があり、女性でも男性ホルモンの割合が高い方や、男性でも女性ホルモンを多く持っている方もいます。
男性に起こりやすい脱毛症や多毛などの、毛に関する症状は、男性ホルモンの分泌量が関係しています。
しかし、男性ホルモンの量が多い方でも、体毛が薄い人もいれば濃い人もいます。
どうしてこのような差が出るかというと、これは毛の構造である毛包の、男性ホルモンの感受性の高さが関係しているのです。
毛包のホルモン感受性は、個人差や、毛の生えている部分によっても異なるので、様々な毛の生え方の違いが生まれるのです。
脱毛をするための基礎知識として、毛とホルモンの関係を理解しておきましょう。
毛の周期…退行期・休止期
美容の脱毛を考えられている方の基礎知識として、自分の毛がどのような周期でつくられているのか学んでおきましょう。
毛の周期の初期である、第一,第二の成長期が終わったら、今度は退行期・休止期となっていきます。
退行期は、毛が成長を終え、抜け落ちるまでの間のことです。
働き続けていた毛母細胞の、分裂能力が弱まり、だんだんと毛穴が萎縮していき、毛の成長が止まります。
毛の成長が止まることで、毛根は上に押し上げられ、毛球は毛乳頭から離脱されます。
この時、毛母細胞は、毛球部の下の方に残ったままなので、また新たな毛の発育を促す糧となります。
毛の周期の最後の期間にあたる、休止期は、毛が抜ける時から新たな毛を発育するための期間です。
毛の細胞や組織は休憩し、再び毛をつくるための準備をします。
休止期は、成長の止まった毛が皮膚の上に押し上げられ、抜けやすくなっています。
触れたり、自然に落ちたりすることで抜けます。
美容脱毛の基礎知識として、毛の周期のことは理解できましたか?
毛の周期…第一成長期・第ニ成長期
美容の脱毛を考えられている方も、まずは脱毛の基礎知識を知ることが大切です。
自分の毛がどのような周期でつくられているのか、基礎知識として学んでおきましょう。
大まかな毛の周期のことがわかったら、詳しい周期について説明していきます。
まず、毛の成長の周期の第一歩である、第一成長期です。
第一成長期には、毛乳頭から与えられた栄養分を使い、毛母細胞の分裂が始まります。
毛球がつくられ、皮膚の内部で毛が成長していきます。
毛根は、皮膚から約2mm下の部分からつくられ、毛の成長に合わせて深くなっていきます。
次に、毛の成長を本格的に促す、第二成長期です。
第二成長期には、毛母細胞の分裂が更に活発になり、毛が皮膚より表面に出てきて、目に見えるようになります。
また、ここまで成長すると、毛根の深さは最も深くなり、大体、腕が約2mm、わきや下肢が約3.5mmの深さになります。
皮下組織で、毛乳頭は積極的に毛の成長を促し、毛は伸び続けます。
美容脱毛をするためには、毛の周期も、基礎知識として覚えておきましょう。
毛の周期
美容の脱毛を考えられている方の基礎知識として、自分の毛がどのような周期でつくられているのか学んでおきましょう。
毛が成長していく過程には、「成長期」「退行期」「休止期」という、3つの周期があります。
成長期というのは、現在成長している途中の毛で、退行期というのは、成長が止まり抜け落ちる前の毛、休止期というのは、新たに毛を生やすための休憩中(準備中)の毛です。
この、3つの毛の周期によって、毛の成長は促されているのです。
つまり、目で見える毛というのは、全体の3分の1程度の量ということなります。
美容などの目的で脱毛をするためには、毛の周期に合わせて行うことが必要になってきます。
1度の美容脱毛では、全ての毛を脱毛するのは不可能だということです。
毛の周期に合わせて、一般的な美容脱毛は、1ヶ月~2ヶ月程度の間隔を空けながら、約1年ほどかけて行っていきます。
そうすることで、成長期の毛をほとんど脱毛することができ、ムダ毛のない、綺麗な肌になっていくのです。
美容脱毛を考えている方は、まずは毛の基礎知識を知っておきましょう。
毛の詳しい構造
美容の脱毛を考えられている方も、まずは脱毛の基礎知識を知っておきましょう。
基礎知識として、自分の毛がどのような構造になっているのか学んでおくことが大切です。
毛の構造を、より詳しく説明していきます。
●毛幹…これは、見える部分の毛のことで、一般的に「毛」や「ムダ毛」などと呼ばれる部分です。
●毛根…毛幹とつながっており、皮膚の内部に埋まっている部分の毛です。
●毛球…毛根の一番下の部分にあり、球状の丸い形をしていて、発毛や育毛を促す重要な部分です。
●毛乳頭…毛球の最下部にあるくぼみの部分で、神経や毛細血管とつながっていて、栄養分を取り入れては、毛母細胞に運び、毛の成長を促す働きをします。
●毛母細胞…毛乳頭の上のある部分で、毛球の中で与えられた栄養素を使い、細胞分裂をしながら少しずつ上に移動して、毛を伸ばしていく働きをします。
●毛包…毛幹全体を包み込んでいる組織で、上部毛包、中部毛包、下部毛包の3つの部位があります。
●毛孔…皮膚の表面にある、毛が出てくるための穴で、一般的には「毛穴」と呼ばれます。
毛の構造は、このような組織や細胞によってつくられています。
美容脱毛をするための基礎知識として、覚えておきましょう。
毛の構造
自分の毛がどのような構造によって出来ているのかなどの、基礎知識を学んでいきましょう。
毛の構造は、細胞などいくつかの種類によってつくられていて、とても複雑な構造をしています。
人間の体全体の皮膚には、およそ100万本から150万本の毛が生えています。
皮膚から出ていて、見える部分の毛を毛幹と呼び、皮膚の中に隠れている部分を毛根と呼びます。
そして、毛根の一番下にある部分は、球状の形をしているので、毛球といいます。
この毛球の毛の最も下の部分にあり、くぼんでいる箇所を、毛乳頭と呼びます。
毛乳頭は、毛細血管から流れてきた栄養素を使用して、毛の発育を促す働きをしています。
また、毛乳頭は毛の一番根元の部分にあるので、毛抜きなどを使用しても完全に除去することはできません。
毛乳頭がある限り、毛は生え続けます。
つまり、この毛乳頭の機能を壊さない限り、完全な脱毛はできないということです。
このように、毛の構造は様々な細胞や組織で成り立っています。
美容の脱毛のためにも、基礎知識として覚えておきましょう。

